SCM435の特徴

金属素材 SCM435 とはクロムモリブデン鋼と呼ばれる合金鋼で難削材の一種となっております。

SCM435の特徴としては、高強度が挙げられます。

SCM435の強度の高さに関しては、表面硬度が高く、疲労強度が高いため、高負荷、高周波動等の繰り返し力が掛かる部材に適しているといわれております。

高強度を利用した例


①車両部品
 自動車業界では、その製品特性から高強度な部材が求められます。SCM435は、ブレーキディスクやシャシーの部品など高強度が求められる部分に多く使われており、自動車の安全性と品質を保つ役割を果たします。

②半導体関連
 半導体業界でも、強度の高さは重要になります。半導体は製造の過程で微細な工程が多くあるため、製造する装置にはブレが少なく、高強度の部品が求められております。

SCM435の特徴

SUS435は難削材の一種であり、加工自体の難度が高い特徴がございます。
そのため、加工の際には適切な切削工具を選択する必要があります。硬質な切削工具やコーティングされた工具の選定・使用や切削方法にも多くのノウハウが必要となります。

当社ではSCM435を始めとする難削材の精密マシニング加工を得意としておりますので、難削材の精密マシニング加工、量産なら当社までお問い合わせください。