加工事例

こちらは､産業機械用のメインヘッド部品を製作した事例です。 この製品の製作課題は､マシニング加工による製品反りの抑制です。 この課題を解決する為に､当社では加工条件を最適化を実現しました。 また､素材に対しての熱膨張を抑制する為に､切削条件の評価を繰返し行い 条件を見出しました。

具体的には､小径ドリルを使用することで加工時間を短縮しました。 これにより､熱膨張の抑制を実現。 通常､このような製品を製作する際は､大径ドリルを使用します。 しかし､この製品の場合は､大径ドリルを使用すると熱膨張を加速させ､ 製品の反りに繋がります。 そこで､小径ドリルを使用し､且つ加工時間を短縮させる工夫を施すことにより､ 製品反りを最小限に抑制しました。

また､顧客要求の面相度を向上させる為に平面研削盤も使用しています。お客様からは､製品反りが無く要求通りの製作出来ている､とのご満足の声を頂いております。

当社では､このような細かなご要望のある切削加工にもお応え出来ますので､ お気軽にお問合わせ下さい。