加工事例

通信機器用
コバール製ケース

製品分類 ケース 業界 通信機器
加工精度 加工精度:±0.01 ・平面度/平行度(0.03)、同心度/円筒度(0.05) ・シールド部面粗度(1.6a) サイズ T6×31×31
生産数/ロット数 1,000個/月 材質 コバール
加工内容 ・5軸加工 ・ショットブラスト

当加工事例の特徴

こちらは通信機器部品の製作事例です。

製品素材として、コバール材を使用しています。

コバール材は電気特性(誘電率)がSUS430よりも優れています。 また、コバール材は部品との密着強度に優れています。 これはコバールの中にはニッケルが多く含まれている為です。

しかし、コバール材は発熱しやすいという難点があります。

この難点によりニッケルは切削した際の発熱を抑制する為の、 加工条件の調整がステンレスと比較しても非常に難しいもの となっています。 その為、コバール材は難削材の1つとされています。

この難削材をお客様のご要望通りに加工する為に、 5軸加工機を使用しました。

5軸加工とは、XYZの3軸及び2軸の傾斜軸を回転させることにより、 柔軟な加工を実現できる加工方法です。

これにより、高品質である通信機器部品の製作を実現出来ました。

お客様からは、難削材にも関わらず希望通りの製作ができている、 とのご満足の声を頂いております。 この製品事例のように、当社ではコバール材をはじめとする 難削材の切削加工も承っております。 お気軽にお問い合わせください。

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